出初式で11日、麻生区のイメージソングを歌った 中田 美紗子さん 栗木台在住 35歳
麻生を歌でかがやかせる
○…ユニット「FAiCO」のボーカルMiSAとして麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を熱唱。「私にとって素敵なステージ、晴れ舞台だった」と振り返る。自身初となった「君が代」もアカペラで、温かい歌声で歌い上げた。「『君が代』斉唱は夢の1つ。地元のイベントでできて嬉しい」と笑顔で語る。
○…父親の仕事の関係でパリで生まれ育ち、小学5年まで幼少期の大半を海外で過ごした。3歳の時からピアノを習い、中学の頃から歌が好きになった。「友達と歌ったり、バンドで活動したりしていた」と語る。マライア・キャリーの美声に憧れ、歌手を志すようになった。中学卒業後、高校に通いながらボイストレーニングを開始。音楽の専門学校を経て、洗足学園短期大学で声楽を学んだ。その頃、知人の紹介で知り合った作曲家とユニットを組み、後のFAiCOとなる。
○…20歳の頃からライブハウスやホテル、バーでポップスやジャズなどの地道な演奏活動を続けてきた。短大卒業後はOLとして働きながらの活動だったが、「音楽のためなら苦ではなかった」と微笑む。05年にインディーズでデビュー。その活動が区職員の目に止まり、「かがやいて麻生」のポップス版を歌う依頼が舞い込んだ。この頃から「地元に貢献しようという思いが強くなった。麻生の歌により親しみをもってもらえれば」と語る。麻生の歌を区民まつりや「芸術のまちコンサート」などで歌い、川崎市内外の幼稚園や保育園ではハワイアンに乗せて童謡を歌う活動や、老人ホームでは慰問を行っている。
○…趣味は水泳、自転車など多岐に渡る。30歳の時に始めたものばかりだ。「年齢に関係なく、やればできるものが多い。歌がその最たるもの」と挑戦する気持ちを大切にする。現在、地域で「シニア向け歌って体操教室」を開き、幼児教室などで歌を教える。「歌で地域の方と触れ合い、元気にしていきたい」
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3月29日
3月22日