高石神社で13日、伝統の流鏑馬神事が執り行われた。
高石地区では江戸時代から流鏑馬が行われており、現在では流鏑馬保存会のメンバーらによって保存・継承されている。以前は馬に乗って矢を放っていたが、大正時代に大きな事故があり、現在の馬に乗らずに立ったままで的を射る「歩射」という形式で行われている。
当日は、一般の参拝者が参加できることもあり、多くの人が集まった。初めに同神社の神主が豊作などを願い、鬼門と裏鬼門の方向に矢を放ち、次に的を目がけて矢を放った。続いて信徒会会長や保存会のメンバーらが矢を射、的に命中すると太鼓とともに、拍手や歓声が起こり、盛り上がりを見せた。一般参拝者も矢を射ろうと長蛇の列をつくり、子どもたちも慣れない手つきながらも、楽しんでいた。
保存会の横山孝昭副会長は「年々、参加者が増えてますます盛んになっている。保存会としてはさらに歴史を勉強し、より磨きをかけ、継承していきたい」と話した。
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