麻生区役所で1月27日、福田紀彦市長が直接区民から意見を聞く「区民車座集会」が行われた。「車座」は「対話」と「現場主義」を市政運営の基本姿勢とする福田市長が現場に直接足を運び、市政に対する意見を聞くために実施。順番に1区ずつ開催する。
第1回目となった今回は、地域住民30人が発言者として参加し、39人が傍聴。待機児童対策、中学校給食導入、有償ボランティア、環境、交通、福祉など市政の課題をテーマごとに地域住民が意見を述べ、福田市長が応える形式がとられた。
福田市長は待機児童問題について「保育料補助の拡充をし、認可保育園であっても、認可外であっても平準化していく必要がある」との考えを示した。
また、中学校給食導入に関しては、給食を自校でつくる「自校方式」や近隣・近接の小学校で給食をつくり、運ぶ「親子方式」の実現を求める意見が地域住民からあがり、福田市長は「おいしく、温かく、栄養がとれるということを大前提に進めていきたい」と述べた。
車座を終え、福田市長は「多岐にわたるご意見をうかがえ、有意義だった。今回は平日の夕方からだったため、シニア世代の方が多かったが、開催時間を工夫し、多種多様な意見を聞いていきたい」と語った。
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