麻生川桜祭り 市制90周年記念し華やかに あす29日 メインイベント
4月6日まで開催されている、恒例の「麻生川桜祭り」(主催/麻生観光協会・麻生区)のメインイベントが、明日29日に行われる。今年は川崎市制90周年を記念し、区の木である「禅寺丸柿」のゆるキャラの発表のほか、初めてとなるパレードや夜桜のライトアップも予定されている。
ゆるキャラ発表やパレード
JAセレサ川崎パーシモン(片平2の30)で行われるメインイベントでは、「禅寺丸柿」のゆるキャラ「かきまるくん」のお披露目や、「かきまるくん」を筆頭に麻生区文化協会の会員や地元有志らが初めてパレードを行う。麻生川桜まつり唄、柿生音頭、禅寺丸音頭、お囃子、よさこいソーラン、クイズラリーなども催される。パレードはJAセレサ川崎パーシモンを出発し、麻生川沿い(片平側)を進み、柿生大橋で折り返し、川沿いを上麻生側から戻ってくる。式典は午後0時半から、パレードは1時からを予定している。雨天の場合、メインイベントは30日に開催。
また、期間中、桜が開花次第、夜桜のライトアップが行われる。昨年までは提灯により明かりが灯されていたが、今年はLEDの投光器10器が用いられ、色鮮やかに照らされる。柿生大橋付近、麻生川橋付近を中心に、夕方から午後9時まで行われる。
ほかにも柿生中央商店会や弘法の松商店会の会員による露店が土、日を中心に立ち並ぶ。麻生観光協会の長瀬敏之事務局長は「『かきまるくん』のお披露目もあるので、大きく盛り上げていきたい」と話す。
麻生川桜祭りは1994年に区政推進事業として、区役所と街づくり財団が協働で開催したのがはじまり。その後、区町会連合会、区社協、環境センター上部利用運営委員会などの協力により、さまざまな形で開催されてきたが、祭りの運営に携わってきた麻生観光協会が2012年から主催している。
長瀬さんは「伝統を大切にしながら、どんどん新しい人を取り入れていきたい。麻生川を桜の名所として知っていただき、新しい街並みと緑が共存する麻生区をPRしていきたい」と語った。
|
|
|
|
|
|
3月22日
3月15日