10日、黒田選手タイトル戦 再起かけ「世界の通過点」
返り咲きなるか――。川崎新田ボクシングジム(新田渉世会長/登戸)に所属する元日本ライトフライ級王者の黒田雅之選手が10日、後楽園ホールで日本フライ級タイトルマッチに臨む。対戦相手は同級王者の村中優選手(フラッシュ赤羽ジム)。
11年5月にタイトルを獲得して4度の防衛を果たした黒田選手にとっては再起をかけた戦い。日本タイトルを返上して昨年2月に挑戦したWBA世界戦ではファン・カルロス・レベコ選手に0対3の判定負け。昨年10月の復帰戦はドクターストップによる判定引き分けで勝利を飾ることはできなかった。
多摩区内で先月に開かれた激励会で黒田選手は「世界チャンピオンが目標。(今回は)あくまでも通過点。『世界をめざしても文句はない』と言われるような試合をみせる」と意気込んだ。
黒田選手は1986年生まれ。稲城市出身。これまでの戦績は28戦21勝(13KO)4敗3分。
3選手も出場
黒田選手のタイトル戦のほか、この日は同ジムに所属する古橋大輔選手、三好喜美佳選手、郷司利也子選手も出場する。
会場は後楽園ホール。午後5時30分開場、午後6時に第一試合が開始。チケットは指定席RS2万円、指定席SS1万円、指定席A6千円、先着自由席4千円(税込)。チケットに関する問い合わせは同ジム(【電話】044・932・4639)。
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3月22日
3月15日