川崎市 普通ごみ、10・7%減 収集週2回への変更で
川崎市はこのほど、普通ごみの収集回数を変更して以来、収集量が10・7%減少したと発表した。資源物の収集量は増加し、市は「市民の減量化・資源化の意識の高まりによる効果」とみている。
市は昨年9月から普通ゴミの収集回数を週3回から2回に変更し、資源物であるミックスペーパーとプラスチック製容器包装の分別収集を全市に拡大した。その結果、昨年9月から今年3月までの普通ごみの収集量は、前年同時期の15万3171トンよりも1万6360トン少ない、13万6811トンとなった。
また、ミックスペーパーは同期比2478トン増の8706トン、プラスチック製容器包装は同期比5070トン増の7251トンとなり、資源物の分別化も進んでいる。普通ごみを合わせた全ての収集量でも、同期比8812トンの減量となった。
市環境局では「普通ごみ1万6千トンの減量は25mプール約25杯分に相当し、当初の想定以上。これは市民の意識の高さと努力による結果で、ご協力に感謝したい」と話している。ただ、他都市では市民の関心が薄れるにつれリバウンドしてしまうケースもあるといい、同局では「継続し定着させられるよう努めていきたい」としている。
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3月22日
3月15日