西田選手、ベルト奪取ならず 善戦するも判定負け
川崎新田ボクシングジムに所属する西田光選手が5日、東洋太平洋、日本ミドル級の2つの王座をかけたタイトル戦に後楽園ホールで臨んだ。最終12回まで激しい打ち合いを展開したものの、悔しくも0対3の判定で負け、念願のベルト奪取とはならなかった。
対戦相手は2冠王者の柴田明雄選手(ワタナベジム)。西田選手にとっては戦績、経験でも格上の相手。
試合は序盤から西田選手が距離を詰める接近戦に持ち込もうとすると、柴田選手が足を使ったフットワークで有効打を積み重ねる展開。中盤には西田選手の猛攻で会場を沸かせる場面を作ったものの、柴田選手が有効打を的確に繰り出し、経験の差を見せつけた。
試合後、西田選手は「少ないチャンスをものにできなかった。そこが柴田選手との差」と悔しさをにじませ、「応援してくれた人にお礼を言いたい。一緒に戦ってくれていると勇気づけられた」と話していた。
新田渉世会長は「本人は手応えを感じたのではないか。相手も疲れて顎が上がってきたが、乗り切られてしまった。勝ちたかった」と話していた。
同ジムでは7月18日にも古橋岳也(本名=大輔)選手が日本スパーバンタム級タイトル戦に挑戦する。
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3月29日
3月22日