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多摩川梨 8月初旬から収穫へ 育成状況は順調

社会

掲載号:2014年7月25日号

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愛甘水の育成状況を確認する金子さん(撮影は7月19日)
愛甘水の育成状況を確認する金子さん(撮影は7月19日)

 8月初旬から収穫―。「かわさき農作物ブランド品」に指定されている「多摩川梨」が収穫の時期をむかえる。今年は花の開花が昨年に比べ10日ほど遅かったこともあり、8月に入ってからの収穫となりそうだ。

 区内早野で梨栽培を行う金子昇さんによると春先に咲く花の開花が、昨年に比べ1週間から10日ほど遅かったという。そのため、昨年は7月下旬だった収穫開始は「おそらく8月の初めくらいからではないか」と話す。

 生育状況は、昨年と変わらず順調。大きさは水分量によって変わってくるため「収穫までの1週間くらいで適度に雨が降れば大きくなる」と話す。出荷量は例年通りとしている。

 金子さんの梨園では、約10品種栽培している。「愛甘水(あんかんすい)」が最初に出荷され「幸水」「豊水」と続き10月初旬まで順次出荷される。出荷は8月末から9月中旬にかけてピークを迎える。

 川崎市によると、川崎での梨栽培は江戸時代初期に川崎大師河原で行われた記録があり、本格的な栽培は今から約250年前とされている。中原、高津、生田と多摩川を上るように栽培地が広がっていき、大正時代には関東でも大きな梨の産地となったという。現在は、中原・高津・宮前・多摩・麻生区の約30ヘクタールで栽培されている。

 多摩川梨はセレサモスで販売されるほか、金子さんが栽培する梨は早野にある自宅でも随時販売される。

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