市民ボランティア団体「あさお落書き消し隊」が先月29日、新百合ヶ丘駅周辺などの落書き消し活動を行った。
当日は駅周辺のほか、王禅寺西5丁目にあるむじなが池公園周辺の2カ所に分かれて作業を実施。新百合ヶ丘駅前では、メンバーが歩きながら落書きを確認。標識や自動販売機に書かれていた落書きを、スプレーやタオル、たわしなどを使い取り除いた。
同団体は2005年、新百合ヶ丘駅周辺景観形成協議会と麻生市民の会のメンバーで結成。街の美しい景観形成のために約3カ月ごとに活動を行い、百合丘や高石、柿生などの各町会とも共同で実施。区を越えて宮前区や中原区、多摩区とも一緒に活動してきた。
また、これまでに事例発表や専門家の講演、パネルディスカッションを通じて、落書き消しの意義を伝える活動を行っている。
同団体の白井勇隊長は「麻生区が落書きのない、キレイな街になることで、犯罪が減り安全で住みやすい街になると思う。定期的に落書きを消すことで『いつも誰かが見ている』と落書きをする人に伝えることができるのではないか」と話した。同団体ではこれからも定期的に活動を行い、落書きのない街を目指していくとしている。
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