バントの指導をする川相ヘッドコーチ
麻生区内在住で読売巨人軍の川相昌弘ヘッドコーチが講師を務め、区少年野球連盟の子どもたちなどを対象に「川相昌弘さんとお話しをする会」がこのほど、区役所で行われた（主催／ＮＰＯ法人あさお市民活動サポートセンター）。当日は一般参加者も含め、約２００人が会場に集まった。
川相ヘッドコーチは「継続は力なり。毎日コツコツと努力を続けることが大切」と切り出した。子どもたちにランニングや腕立て伏せ、腹筋、背筋、素振りなど基本的なトレーニングを毎日継続することの重要性、道具の大切さを説いたほか、現役時代の同僚である松井秀喜さん、原辰徳監督とのエピソードや大田泰示選手との特訓秘話などを交えながら、軽快なトークを展開。会場は盛り上がりを見せた。
また、バッティングや守備、ピッチングなど野球少年たちのフォームやボールの握りを実際にチェック。巨人の現役選手のフォームを例に出しながら、丁寧に指導を行った。通算世界最多記録をもつバントの指導では「バントはバットの角度で決まる」と、熱のこもったアドバイスを送った。
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