川崎市はこのほど、今年4月1日時点の人口が146万6444人となり、京都市を上回り全国の政令市20都市中7位になったと発表した。川崎市の人口が他都市を上回ったのは32年ぶり。また、10年間の人口増加率でみると政令市で1位となった。
市統計情報課によると、川崎市の人口は1924(大正13)年の市制移行時は約5万人だったという。政令指定都市に移行した1972(昭和47)年は98万280人で、当時の京都市142万652人とは約44万人の差があった。1977(昭和52)年には福岡市に抜かれ9位となったが、1983(昭和58)年に北九州市を抜き再び8位となった。
川崎市は首都圏に位置する立地の良さや、交通の利便性を理由に1989年前後のバブル景気時は年間の人口増加数が約1万5千人と伸びを見せた。また、新百合ヶ丘駅周辺や武蔵小杉駅の開発が進んだ2008年頃にも大幅に増加。昨年は4年ぶりに増加数が1万人を上回った。
麻生区で見ると今年4月1日現在の人口は17万5091人。1983年に10万人を超え、2005年には15万人、11年に17万人を突破するなど、順調な伸びを見せている。
人口増加率は全国一
市全体の人口増加率でみると、2004年10月から2014年10月までの10年間は11・87%で、政令市20都市中1位。市の推計では川崎市の将来人口は2020年に150万人を突破し、2030年には152万2000人となりピークに達すると予測している。
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