自主防災体制の強化を図ることを目的に活動している「川崎市自主防災組織連絡協議会」の総会が4月23日、川崎市総合福祉センターで行われた。地域の自主防災活動に積極的に取り組んでいる各区の団体に福田紀彦川崎市長から表彰状が手渡された。
麻生区で表彰を受けたのは、塔之越自主防災組織。長年、自助・共助の重要性の広報に務め、災害の未然防止、被害の軽減に取り組んでいることが評価された。特に家屋の倒壊防止についての広報やアンケート調査等は地域の防災意識向上の大きな役割を担い、住民中心の防災訓練など共助の推進にも貢献している。福田市長は「東日本大震災から4年。一年一年防災意識が薄れていく中、いつ災害が起こってもおかしくないという危機感を持っていただきたい。災害時に自治体でできることは限られる。自分達で自分達の命を守るため、これからも自主防災に取り組んでいただきたい」と話した。
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