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麻生区版 公開:2015年5月29日 エリアトップへ

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自分らしく生きるための医療のかたち 参加無料 「医療セミナー」開催 主催:ベネッセスタイルケア  

公開:2015年5月29日

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「ターミナルケア」を正しく理解し、自分らしく生きるために 

 病気や障害で身体的、精神的に苦しむ患者に対し「ターミナルケア」や「緩和ケア」と呼ばれる医療のかたちがある。訪問診療に特化したクリニックを調布市で行い、この4月にさらに医療機能を強化した稲城わかばクリニックを開設した院長の関根秀明氏に終末期における医療、在宅での看取りについて話を聞いた。

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 患者の身体的、精神的苦痛を軽減することでQОL(生活の質)の維持や向上に主眼を置く「ターミナルケア」は、慢性呼吸不全や神経難病などの末期で人工呼吸管理が必要とされる方、脳卒中後遺症、認知症で昼夜寝たきりの方、悪性腫瘍の終末期の方で、ご自宅で最後まで過ごすことを希望される方などに対してその医療が行われる。関根院長は「患者さんが暮らしている場での診療が患者さんの安心感につながるのです」と話す。

 在宅での看取りについて「周りの人のサポートが重要」と説明。治療は積極的な回復治療はせず、痛みなど苦痛を取るものになる。病院、施設と連携を取りながら、ケアマネジャーを中心に、ヘルパーや訪問看護師、入浴、リハビリ、マッサージの専門家が一体となり患者の苦痛を和らげ、本人や家族の不安を取り除いていく。今、増えている「制限の多い病院の病室で最期を迎えたのだが、慣れ親しんだ自宅で看取ってあげたかった」という声を少しでも減らすために。

 関根院長は「生物学的に食べられなくなったら寿命だと考えることができます」と説明。しかし病状により、その状態を患者本人が認知できない場合があり、その時点で早期に告知なくしてのターミナルケアを推進している。あくまでも「主体は本人であり家族である」という考え。「訪問診療などで病院でなくても、自宅や施設でも最期を迎えられる。ターミナルケアをその選択肢の1つとして知ってほしい。本人や家族がどう生きるのか、そして納得のいく最期を迎えられるために」と語る。

 講師を務める関根氏は町田市民病院で緩和病棟を立ち上げた人物で、今でも町田・相模原の患者の自宅や施設を訪問している。

ベネッセスタイルケア(大和エリア2月14日イベント)

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