6月10日まで歯と口の健康週間
区内上麻生にあるホワイトファミリー歯科を運営する医療法人社団ホワイトファミリー会の堤一樹代表(63)は、歯ブラシや歯間ブラシなどのコレクターとして知る人ぞ知る存在だ。
堤代表が40年以上収集する「オーラルケア・ワールドコレクション」はブラシ1万2千本、フロス(糸ようじ)200種、歯間ブラシ200種など膨大な量に上る。これらは国内で販売されたものやアメリカや欧州で現地購入したものなど。「安全性の確認で、より良い歯ブラシなどを探す目的で始めましたが、毛先の形状など、時代や国によって様々な発想の商品があり興味深いです」と堤代表。
「1カ月で毛先が開くような磨き方は危険。正しい圧力で使えば歯ブラシなら半年ほどは使えます。寝る前だけの『除去』ではなく、食後すぐの『予防』という世界の潮流が日本では十分に浸透していないので、正しい歯のケアを伝えていきたい」。力を加えてゴシゴシと磨くだけでは歯の摩耗や歯周病などに陥りやすく注意が必要と堤代表。歯ブラシで推奨するのはコシがありながら毛先がソフトなもので、鉛筆を持つように握り「の」を書くように微振動で磨く方法だという。
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