神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2015年6月19日 エリアトップへ

4月開始の育児支援 情報集約で広報力向上 利用者数 順調に推移

社会

公開:2015年6月19日

  • LINE
  • hatena
上麻生保育園では土曜開放でスタッフと来園者が交流
上麻生保育園では土曜開放でスタッフと来園者が交流

 自宅保育の家庭や、妊婦などに保育園が行っている各種子育て事業をより広範に活用してもらおうと、麻生区が4月から本格スタートさせた「子育てサポートほいくえん」事業。稼働から2カ月が経過し、利用者数も順調に推移している。

 これまで個別の保育園では地域支援として、園庭開放や育児相談を実施していたが、周知などの面で課題も多かったという。同事業は区内6園を「子育てサポートほいくえん」とし、活動内容を集約させ、発信を行うことで保育園に通っていない家庭が利用しやすい環境を提供することが目的。昨年9月に上麻生、白山、高石の公立保育園3園で試行的にスタートさせ、今年4月から公立5園、民営1園で事業が始まった。

移動動物園など催しも紹介

 現在は月1回、サポートほいくえんのイベントスケジュールなどが掲載されたチラシを公共施設などに設置しているほか、区のホームページでも紹介している。園庭開放や育児相談のほか、移動動物園や、園児と混じって参加親子が食事体験できる催しなど様々な情報が盛り込まれている。サポートほいくえん事業に参加するには、初回来園時に登録が必要で、試行期間の登録家庭は約110だったが、4月の本格稼働後は2カ月弱で40家族以上の登録があり、利用家族は順調に伸びている。

 同事業を担当する区役所こども支援室では「今まで個々の保育園で情報発信していたことをパッケージにして伝えることで、周知力が高まり活用しやすくなった。サポートほいくえんの拡充なども検討しながら育児に関する悩みや保護者の負担を軽減していきたい」と話している。子育てサポートほいくえんに関する問い合わせは区役所こども支援室【電話】044・965・5220へ。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook