握手を交わす山田委員長と桑原さん（左）、ギラジルカさん
より川崎らしいジャズフェスを――
秋に初開催される「かわさきジャズ２０１５」の概要に関する記者会見が８月６日、ミューザ川崎シンフォニーホールで開かれた。主催は川崎市、同イベント実行委員会。
かわさきジャズは昨年まで４年にわたって行われていたモントルー・ジャズ・かわさきの成果を引き継ぎつつ、川崎の特色を生かしたジャズフェスとして開催される。
会見には実行委員会の山田長満委員長（川崎商工会議所会頭）、ヴォーカリストで洗足学園音楽大学講師のギラジルカさん、ジャズ・ピアニストの桑原あいさんらが出席した。
山田委員長は「これまでのモントルーでは多くの皆様に喜んでいただいた。今年の秋は川崎らしいジャズフェスを行い、盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
11月14日（土）から23日（月・祝）まで開かれる「かわさきジャズ２０１５」では、モントルーを継承し、海外及び国内の一流ミュージシャン公演を柱に、15の有料公演、30の無料公演が企画されている。会場もミューザやクラブチッタに加え、麻生区でも新百合トゥウェンティワンホール、昭和音大テアトロ・ジーリオ・ショウワなどを会場にした様々な公演が組まれている。
発表された主な公演は▽ジャズ・ギター界の第一人者リー・リトナーと人気ベーシストのネイザン・イースト、国府弘子さんなどによる公演▽かつてＴ―ＳＱＵＡＲＥの一員として活躍した本田雅人さんと則竹裕之さんの二人によるライブ▽ギラジルカさんとエリック・ミヤシロさんが初共演を果たすジャズステージ▽昨年のモントルー・ジャズ・かわさきのソロ・ピアノ・コンペティションで優勝した桑原あいさんによるライブなど。また、最終日には市内の高校、音楽大学、企業、プロの演奏家が一堂に会したビッグバンド・セッションも計画されている。チケット販売は９月上旬。
詳細は同実行委員会事務局【電話】０４４・２２３・７７７８、またはＨＰ【URL】http://www.kawasakijazz.jpで。
公演は11月から
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