8月1日と2日、東京の日比谷野外大音楽堂で「フラメンコの女王」と呼ばれるスペインの大物ダンサー、マヌエラ・カラスコが登場した特別公演が行われ、麻生区のフラメンコスクールで講師を務める中島恵美さん(47)が群舞ダンサーとして出演した。
中島さんは現在の師匠である屋良有子さんらと出演。「冬の黒い衣装での舞台でしたのでリハーサルからとにかく暑かったですが、この先日本で観ることが出来るか分からないような方ですので、とても貴重な体験でした」と約10分の出番を振り返る。
現在は百合ヶ丘駅前の「ミューズ・フラメンカ」で講師活動を行う中島さん。都内で働いていた20代半ばの頃、職場の同僚が出演した舞台を観に行ったのがきっかけでフラメンコを始めた。会社に勤めながら30代後半から講師としての活動が始まり、同時にイベントやライブでの公演も行うなど本格的にのめり込んでいった。「フラメンコはリズムが面白い。衣装を着るとスイッチを押すように誰でも自由にフラメンコの世界に入れるのが魅力だと思います」と中島さんは話している。
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