日本人女子 8年ぶり快挙
国際テニス連盟(ITF)によるジュニアテニスの国内大会「世界スーパージュニアテニス選手権」がこのほど大阪府で開催され、区内栗木にあるS.ONEグリーンテニスクラブ所属の本玉真唯選手(16)が女子シングルスで優勝した。同大会女子シングルスでの日本人優勝は2007年以来8年ぶりの快挙となった。
「物凄い大きな大会で、自分の力を出し切ることが出来たのが嬉しい」と喜びを語った本玉選手。世界を巡るITFツアーの中でウィンブルドンと全仏、全豪、全米の4大大会と同等の「グレードA」に位置するこの大会を制したことで世界ランキングがこれまでの234位から一気に57位まで跳ね上がった。
今回の快進撃のターニングポイントとなったのは第3回戦、大会第6シードで世界68位のカンコヴァ選手(チェコ)との一戦。「100位以内のランキング選手に勝ちたい」という目標を掲げていた本玉選手が初めて挑んだ上位ランカーとのゲームを6―3、6―3のストレート勝ちで制し一気に波に乗った。3千人以上のギャラリーで埋め尽くされた決勝戦では雰囲気に飲まれながらも6―1、7―5で大会勝利を飾った。
世界最高峰の大会優勝の余韻に浸る間もなく現在は韓国の大会に参加している本玉選手。これまで目標として掲げていた4大大会の一つ、全豪オープンジュニアが年明けに控えているが、本戦出場も夢ではないところまで来ている。
麻生区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|