川崎市内に多くの介護施設を構えるセントケア・ホールディングス(株)の子会社であるピアサポート(株)(横浜市)は1日、川崎市内の高津区溝口に、障害者の就労をサポートする就労移行支援事業所「ピアジョブサポート溝の口」を開設した。
同社は2008年から障害者の就労支援を行っており、これまで横浜市内に3カ所の事業所を開設、今回4カ所目の開設となる。通い続けることで生活サイクルをつくる「体力づくり」やオフィスワークの基礎となる「PCスキル」、「ビジネスマナー」などの習得を通じて、仕事に必要なコミュニケーションスキルを身につけていくプログラムを提供していくほか、職場への定着支援まで行う。
内閣府の「平成27年障害者白書」では、日本の障害者の総数は787・9万人で、人口の約6・2%。2014年6月1日現在、障害のある人の雇用者数は11年連続で過去最高を更新し43・1万人となり、民間企業雇用率も1・82%に上昇し、年々雇用促進が広がっている。同社は「より多くの障害者に安心して長く働ける仕事に就いていただけるよう、これまでの成果をいかし、首都圏を中心に今後も継続的に事業所を増やしていく予定」としている。
事業所所在地は高津区溝口3の9の3佐保田ビル2階。問合せは同所(【電話】044・829・0845)へ。
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