準優勝の記念写真撮影に応じるアウボラーダ
病気や事故で手足を切断した人が松葉杖をついてプレーするアンプティサッカーの日本選手権大会が先ごろ、富士通スタジアム川崎で開かれた。地元川崎市に拠点を置くＦＣアウボラーダ川崎は準優勝となった。
アンプティサッカーは25分ハーフの７人制で行われる。フィールド上の選手は「クラッチ」と呼ばれるリハビリ医療用の松葉杖で体を支えてプレーし、キーパーは片手を失った人が務める。日本では09年に初めて紹介され、11年から日本選手権が実施されている。
大会には６チームが出場。２グループに分かれてリーグ戦を行い、上位４チームが優勝をかけたトーナメント戦を繰り広げた。
決勝に進出したアウボラーダは昨年と同じＣ九州バイオラールと対戦したが０対１で敗れ、準優勝となった。大会連覇は叶わなかったが、新井誠治キャプテンは「終盤に見せ場をつくることができた」と手ごたえを感じた様子。「個々の力をアップさせ、日本一を目指したい」と語った。
また、大会を通じては「最高の環境でプレーできた。より多くの人にアンプティサッカーの迫力あるプレーを見ていただければ」とも語った。
激しいプレーが繰り広げられた（白ユニホームがアウボラーダ川崎）
|
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
