神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2015年12月4日 エリアトップへ

川崎フロンターレ 人工芝化、照明を寄付 等々力第1サッカー場

スポーツ

公開:2015年12月4日

  • LINE
  • hatena
等々力第1サッカー場
等々力第1サッカー場

 株式会社川崎フロンターレ(藁科義弘代表取締役)は、等々力第1サッカー場(中原区)の人工芝化と照明設置を川崎市に提案した。現在開会中の市議会での承認を得て来年4月からの利用開始の予定。これにより、市民の利用枠の大幅な拡大が見込まれる。

 川崎Fは、横浜市から借りている下部組織の練習場が来年度から使えなくなるため市内で代替地を探していた。「一部の時間をフロンターレにお貸しいただけることも提案させていただき、負担付寄付という形でグラウンド整備と照明の設置を市に申し出た」という。

 整備内容は主に2点。約9000平方メートルのグラウンドの人工芝化と14基のLED投光器(照明施設)の設置。整備費用は約2億円で、川崎Fが全額負担する。天然芝から人工芝に替えることで、芝の手入れの負担が減るほか耐久性が向上する。照明設置によって夜間利用が可能になるため、利用枠の大幅な拡大が望める。

 具体的には、これまで1週間に12時間だった市民利用の枠が団体利用も含め週に86時間になる。また、整備を進める川崎Fは利用枠の一部を下部組織の育成に充てる。川崎Fの広報担当は「川崎市の皆様がより、サッカー、スポーツに親しんでいただける環境をご提供できれば」と話す。

 川崎市が所有する等々力第1サッカー場は1992年に開設された。開設当初は土のグラウンドだったが、日韓ワールドカップ出場国のキャンプ地招致のため、2001年度に天然芝に整備された。芝の養生などを考慮し、現在の市民利用は毎週土・日曜の午前10時から午後4時までに限定され、応募倍率は20〜40倍になっている。

 整備は12月の市議会で承認後に開始される予定。来年4月の利用開始となる。市等々力緑地再編整備室は「今回の申し出は市にとっても非常にありがたいこと。市民利用が増えることに期待したい」と話す。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook