1月11日、新年恒例の流鏑馬神事が高石神社で執り行われた。
高石地区では以前から流鏑馬神事が行われており、現在も流鏑馬保存会(笠原尉共(やすとも)会長)のメンバーらによって、馬に乗らない「歩射」という形式で継承されている。
同神社での流鏑馬は一般参拝者が参加できることもあり、今年も多くの人が集まった。この日は初めに神主が五穀豊穣を願い、鬼門と裏鬼門の方向に矢を放ち、次に的を目がけて矢を放った。続いて保存会メンバーや一般参加者も矢を放ち、見事に的を射抜くとその年無病息災の願いが叶うとされ、太鼓とともに拍手や歓声が起こり、盛り上がりを見せていた。笠原会長は「この伝統行事に参加された多くの方にとってより良い年になってもらえれば」と話した。
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