2020年開催の、東京五輪競技大会における英国代表チームの事前キャンプが横浜市と川崎市で行われることが大筋で決まったことを受け、両市は1月20日、横浜市役所で共同記者会見を開いた。林文子横浜市長と福田紀彦川崎市長が出席し、選定経緯などを説明した。また、慶應義塾大学=横浜市港北区=もキャンプ地に選定されている。詳細決定は今年のリオ五輪大会以降の見込み。
今回、対象施設となったのは川崎市等々力陸上競技場=川崎市中原区=と横浜国際プール=横浜市都筑区=、慶應義塾大学日吉キャンパス。2月8日には、都内で両国の五輪委員会をはじめ川崎・横浜両市長、清家篤慶應義塾大学塾長による覚書締結式が予定されている。
記者会見によると英国の五輪関係者が昨年3月に2日間かけて両市を視察、都内からの交通アクセスの良さや充実した施設などから五輪キャンプ地として高い評価を得たという。
選手団の規模はスタッフを含めて400〜500人規模を想定。安全面などについて両市では「今後の論点」として関係機関と協議をする方針だ。
福田市長は「市境を気にせず、シームレスに取り組みたい」と受け入れ姿勢を示した。林市長も「英国のチームとの市民交流を深めたい」と話した。
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