麻生区版 掲載号:2016年1月29日号 エリアトップへ

麻生区の伝統野菜「万福寺人参」を生産・出荷している 井上 広基さん 古沢在住 32歳

掲載号:2016年1月29日号

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こだわり野菜で日々勉強

 ○…かつて麻生区などで作られていたが、都市化などにより一時姿を消した地元野菜「万福寺人参」。その後地域有志によって復活した伝統野菜を生産し、区内では現状唯一となる万福寺人参の出荷農家。1月末から地元野菜を推進する団体と協働で収穫イベントを実施している。「参加した方々に楽しんで貰えました。何より参加者の方と交流が出来たのが嬉しかった」。

 ○…以前は木工家具やシルバー彫金などの仕事に就いていたが24歳の時、結婚を機に農業の道へ。小さい頃から好きだったモノ作りは題材が野菜に変わった。「最初はイタリア野菜とか珍しいものばかり作っていましたがやっぱり売れないんですよね」と苦い経験も重ねた。消費者の趣向を意識しつつ、自分がいけると思った品目を精査し、今では年間通して約100品種を生産。バターレタスなどはその美味しさを丁寧に伝えて、今では定番の人気野菜に成長させた。「『知らなかったけど美味しかったね、あの野菜』って言われると心の中でガッツポーズしています」と大きく笑う。

 ○…妻と娘2人の4人暮らし。趣味はキャンプやバーベキューといったアウトドア。「忙しくて子供の面倒はあまり出来ていませんが、家族で出かけたりするのが好きですね。自然に触れる仕事ですが、やっぱりキャンプは風景が違うので自分にとって非日常の男のロマンがあるんです」。

 ○…今は生産者が立ち上げた直売所のほか、信頼できる飲食店などに野菜を届けるなど、徐々に輪が広がっている。「いろんな方に成長させて貰っています。大きな野望はありませんが日々勉強を続けて、いろんな方からの野菜の依頼にすぐ『出来ますよ』って応えられるようになりたいですね」。麻生は九州の野菜でも北海道の野菜でも季節を選べば作ることが出来るという。地場作物を支持する人も多い「挑戦できる場所」で、若さを武器にこだわりの野菜作りを続けていく。

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