区内下麻生の麻生不動院で１月28日、恒例のだるま市が開催され、多くの人出で賑わいを見せた＝写真。
同院でのだるま市は１００年以上前から行われ、年明けに催されていることなどから「関東納めのだるま市」と呼ばれている。
当日は参道が３００店以上の露店で埋め尽くされ、お好み焼きや焼き鳥、チョコバナナといった食べ物屋台やスーパーボールすくいやクジなどの店舗に多くの人が行列を作っていた。
同院敷地内とその周辺では数多くのだるま店が大小さまざまな縁起物のだるまを陳列。購入者には火打石と「ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨヨヨイヨイ」の掛け声で柏手が打たれ、商売繁盛や家内安全といった願掛けが行われていた。本堂では護摩法要と併せ、「火伏せのお札」や火伏せの利益がある「文久銭」などが並び、こちらも多くの人が行列をなしていた。
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