麻生区版 掲載号:2016年2月12日号 エリアトップへ

第3回「いのちの授業」大賞で神奈川新聞社賞を受賞した 秋山 葉月 さん 県立麻生総合高校 3年 

掲載号:2016年2月12日号

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命のリレー綴る「園芸家」

 ○…神奈川県が子どもたちに命を大切にする心を育んでもらおうと開催している、第3回「いのちの授業」大賞の神奈川新聞社賞をこのほど受賞した。県内小・中・高・特別支援学校の児童・生徒から寄せられた4284の作文の中から選ばれた。作中では、野菜の栽培や管理の授業から学んだ「命のリレー」に対する思いを綴っている。「賞を取る機会がこれまで少なく、何か賞が取れただけで嬉しい」と微笑む。

 ○…調理師の父親の影響で、高校入学当初は調理師になろうと考えていた。園芸やガーデニングの授業で、食材となる野菜のつくり方を学習。野菜が大きく成長した時の達成感から、徐々に園芸にのめり込んでいった。野菜を育てていると、それを食べる害虫という壁にぶつかった。「害虫が一生懸命に続ける命のリレーをさえぎり、畑全体から害虫の命をいただかなければ、立派な野菜を収穫できない」と痛感した。物事の痛みを感じながらも、人の生きる源である野菜を収穫できた喜びと感謝の気持ちが、作文にはあふれている。

 ○…園芸同好会では、部長を務める。メンバーをまとめながら、好きな野菜を品種にこだわりながら作っている。「みんな協力してくれるのでやりやすい」と謙遜するが、顧問の教諭からも「仲間の面倒見がよく、こちらが気にしていることをよくわかっている」と、周りからの信頼は厚い。普段は新百合ヶ丘の飲食店で友人と何時間もおしゃべりしてしまうという普通の高校生だ。

 ○…卒業後は園芸店への就職が内定している。自分が作った野菜を家庭に持ち帰り食べてみると「おいしい」とみんなが笑顔になり、温かな時間を過ごせたため、この仕事を目指した。「今度はお客様に、命をいただく意味や野菜を育てる喜び、感謝の心をもっていただけるように、命のリレーのメッセンジャーとなっていけるような接客を心がけていきたい」

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