区内１２５の団体から成る麻生区自主防災組織連絡協議会（中島泰己会長）による「麻生区防災のつどい＇16」が３月７日、区役所で開催された。
今年は防災啓発活動を様々な地域で展開するＮＰＯ法人プラス・アーツの東京事務所長、小倉丈佳さんを講師に招き「多世代を巻き込む『楽しみながら学ぶ防災』のススメ」と題した講演が行われた＝写真
小倉さんは「防災」という言葉を使うと参加者が集まらない地域の現状などを分析。「毎回同じ顔ぶれで、動員がかかったような防災訓練は続かない。中高生にスタッフとして参加してもらったり、既存の行事にゲーム性を盛り込んでそこに防災の内容を組み込むなど、工夫して学びと楽しむ要素を加えていくことが有効です」と参加者に呼びかけていた。
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