まち全体の耐震化の推進を! 川崎市議会議員 花輪 孝一
川崎市でも、いつ起こるかわからない大規模な災害への対策が求められています。市議会の中でも機会がある毎に議論させて頂いていますが、先ずは災害時避難場所にもなっている学校施設について、重点的に整備を進めるように求めてまいりました。その結果、学校施設については一部特殊な天井等を除き、耐震化を全て終了することができました。今後は、学校が停電してしまった時に備えた自家発電機など、防災設備の設置拡充を進めるとともに、応急給水拠点としての整備を推進してまいります。
また学校施設以外でも、市全体の災害時の拠点となる市役所本庁舎などの建替え、橋梁の耐震対策等を進めているところです。
麻生区内では、広域避難場所の王禅寺ふるさと公園を防災公園として機能を強化することや、王禅寺出張所の救急隊増隊など、様々な防災・減災対策を推進しています。
今後は、民間の建築物に関しても耐震化対策の強化が求められます。私は特に木造密集地域や、災害時の緊急輸送道路の沿道にある特定建築物等に対し、公的な助成を強化し、耐震化を誘導する必要があると考えます。
一方で、核家族化や超少子高齢化の中で、高齢者や障がい者など災害弱者に対する避難誘導が大きな課題となっています。生涯安心して、その地域の中で生活していくため、災害発生時の対応策などを地域包括ケアシステムの中に組み入れ、ハード面だけではなく、地域やボランティア、民間事業者などの人的なパワーを活かしながら取り組んでいく必要も感じています。
地域の地震防災対策を推進するため、ハードとソフト両面から総合的な防災減災対策を進めてまいります。
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
3月29日
3月22日