神奈川県は、麻生区内の「医療法人社団三成会 新百合ヶ丘総合病院」などを「神奈川県がん診療連携指定病院」に、中原区の関東労災病院を「地域がん診療連携拠点病院」に新たに指定し先月24日、県庁分庁舎で指定書交付式を行った。
地域でのがん医療提供体制の充実、強化が狙い。「県がん診療連携指定病院」には昭和大学藤が丘病院、独立行政法人国立病院機構相模原病院も指定され、県内では10カ所となった。県では、17年度までに二次保健医療圏に1カ所以上整備することを目指している。「地域がん診療連携拠点病院」は原則二次保健医療圏に1カ所ずつ整備するもので、県内17カ所となった。いずれも専門的ながん医療や緩和ケアの提供、地域のがん診療を担う医療機関との連携、がん患者に対する相談支援や情報提供などを行う。
新百合ヶ丘総合病院の笹沼仁一院長は「地域貢献として、診断から治療まで地域のトータルでのがん診療体制充実のために努めていきたい」と話した。関東労災病院の佐藤譲院長は「当院では治療と就労の両立支援を目指しており、がんになっても仕事を続けていけるようにサポートしていきたい」と語った。
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