全国の商業地と住宅地の公示地価(今年1月1日時点)が国土交通省から先月発表され、麻生区では新百合ヶ丘駅周辺などの商業地で上昇傾向が続いているが、住宅地では上昇幅がやや縮小の結果となった。
麻生区では商業地5地点、住宅地35地点の価格が示され、商業地の平均価格は1平方メートルあたり48万2600円で平均変動率が2・1%(前年1・7%)、住宅地の平均価格は1平方メートルあたり20万3300円で平均変動率が0・5%(前年0・9%)だった。
商業地の最高値は新百合ヶ丘駅前の「上麻生1丁目5番3」。1平方メートルあたり98万円で前年93万8000円から4・5%の変動率だった。住宅地の最高値は「百合丘2丁目11番3」で35万8000円と変動率2%だった。
神奈川県全体で見ると、商業地は横浜市・川崎市・相模原市を中心にほぼ前年並みの上昇をしており、住宅地も上昇はしているが、上昇幅がやや縮小傾向にある。県政策局土地水資源対策課地価対策グループは、麻生区内の商業地が上昇を続けている現状について、「商業地が集積しており、東京都内へのアクセスがよく、利便性も高いことから、価格が上がっているのではないか」としている。
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