行政と区民が協働で地域の課題解決に向けた取り組みを審議する「第5期麻生区区民会議」はこのほど、区への提言をまとめ、北沢仁美区長に報告書を手渡した。
審議はテーマごとに2つの部会に分かれ、2014年7月から行われてきた。「若い世代が住みやすいまちづくり部会」では、区の魅力ブランド化とPR、空き家の利活用について話し合われ、PRには魅力づくりに取り組む団体同士の連携が必要となると考え、「(仮称)麻生区魅力PR委員会」の設置を提案。魅力の発信のため、「麻生区のホームページの改善」、「(仮称)麻生シティセールス・PR部門」の設置などが盛り込まれた。空き家の利活用については、空き家所有者や地元の理解・協力を得て、地域・大学・NPO・民間事業者が連携し、事業を進める「空き家ネットワークの構築」があげられた。
ボランティアの土壌づくり
「市民活動・地域活動の活性化部会」では、シニア世代を念頭に、ボランティア活動に気軽に参加できる環境を整えることを検討してきた。同部会ではボランティア活動の機運を高めるために「ボランティアのまち・あさお」を掲げることや、関心のある区民をさまざまな活動にコーディネートする「あさおボランティア情報センター(仮称)」を総合拠点としたネットワークの構築などを、提案として盛り込んだ。また、情報の効果的な発信や一元化の促進などが課題としてあげられた。
提言を受け、北沢区長は「貴重なご意見をしっかりと受け止めて、今後の区政にいかしていきたいと考えている」と話した。
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