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麻生区版 公開:2016年9月9日 エリアトップへ

創立20周年記念の公演を行う男声合唱団「コーロ・マスキーレ・あさお」の代表を務める 菊谷 泰夫さん 王禅寺西在住 79歳

公開:2016年9月9日

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男声合唱の魅力伝える

 ○…創立20周年演奏会を麻生市民館大ホールで9月24日に行う男声合唱団「コーロ・マスキーレ・あさお」代表。60代から80代まで、30人以上の男たちで作り上げる公演を「男声ならではの低い倍音の厚みが持ち味。男声合唱の魅力を知ってもらえるきっかけにもなれば。私たちの見栄えはともかくね」と笑う。

 ○…麻生合唱団の男声合唱部門の有志メンバー10人ほどで発足したコーロ・マスキーレ・あさお。「男同士で結束してスクラムを組む感じで、混声の素晴らしさとはまた違った良さがありました」。苦労したメンバー集めよりも練習の有無関係なく集まっての飲み会など、仲間との交流がまず思い浮かぶ。「経験もスキルもバラバラなメンバーですが、人間は何万年も前から歌っている生き物。慣れてくれば誰でも楽しめるのが合唱だと思います」。

 ○…東京で生まれ、父親の仕事の関係で国内外各地で暮らした経験を持つ。軍歌や唱歌に親しみながらも小1の時、台湾の教会で歌った讃美歌が最初の合唱の思い出だ。大学卒業後、大手商社に就職。ニューヨーク勤務から戻った1976年からの麻生区暮らし。40代後半の時に区内で発足された第九を歌う会に参加して以来、合唱を続けている。「子供の頃に歌った経験や高校時代のコーラス部で得られた達成感が楽しかったからまたやりたくなったのかもしれません」。10年来の趣味である卓球もそこそこに、4人組合唱グループ「Groovy Granpas」でバリトンを担当するなど、歌うことが生きがいとなっている。

 ○…記念公演を前に毎週の練習にも熱が入る。「一人では出せないダイナミックさや情緒などを歌で表現できれば。私たちが楽しむのはもちろんですが、お客さんに喜んでもらうことも大切。年齢相応の人生の味みたいなものも聴いて貰えたら嬉しいですね」。生涯現役を目指し、まずは節目の公演に全力を注ぐ。

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