1対1ブレイクダンスの世界大会「レッドブルBCワン」国内予選の市内初開催が決まり、10月1日に川崎ルフロン(川崎区)で午後2時から行われることになった。大会誘致に尽力したダンサー石川勝之さん(中原区在住)、ダンスチーム「ザ・フローリアーズ」のメンバーらは先ごろ、福田紀彦市長を表敬訪問した=写真。
同大会は2004年にスイスでスタート。世界トップクラスのダンサーが各国から集結する。
今年、開催が決まったきっかけは、国内外で活躍する石川さんをはじめ市内在住のダンサーらの尽力による。石川さんは08、09年に米国、韓国で開催された世界大会で優勝。練習する地元川崎は、ブレイクダンス界では「東のメッカ」として知られる。
石川さんがオーナーを務める宮前区のダンススタジオなどで活動するブレイクダンスチーム「ザ・フローリアーズ」の活躍も後押しの一つ。同チームは昨年、チーム対抗制の世界大会「バトルオブザイヤー」を日本チームとして初めて制し、世界一に輝いている。
市長を表敬訪問したメンバーは石川勝之さん、同チームの菊地教稔さん、津雲勇太さん、金後優介さん、同大会実行委員長の岩渕伸雄さんの5人。「数年前から川崎で開催できないかと考えていた。地元で世界につながる大会ができるのはすごく大きなこと」と石川さん。福田市長は「川崎市で文化として根づき、世界予選が開催されるのは誇らしい」と語った。
国内予選は全国4都市で行われ、その優勝者が12月に名古屋で行う世界最終予選に出場。予選を勝ち抜いた世界40カ国の代表と競う。10月15日には川崎市産業振興会館で、ブレイクダンスキッズ日本一決定戦の開催も決まっている。
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