若い世代に向けて、消費者トラブルの注意喚起を促す「消費者教育フェスティバル」が先月26日、ラゾーナ川崎プラザで開かれた。主催は川崎市。
トークライブにはタレントのJOYさんが登場。消費者トラブルに関するクイズでは「1年以上通っていないスポーツクラブの会費を返還してもらうことができるか」や、「マルチビジネスに巻き込まれたとき、クーリングオフはできるか」といった若者に身近な内容が出題された。JOYさんは手元の札でクイズに解答し、自身が上京した際に知人からマルチ商法に誘われて断った経験があることなどを話し、身近なトラブルに注意を促した。
また、専修大学吹奏楽研究会と昭和音楽大学かんたん亭による演奏が披露され、2団体対抗の消費者クイズが行われた。お笑い芸人の「新鮮なたまご」は、サクラサイト商法についてのコントを披露。集まった観客からは笑い声が響き、楽しみながら消費者トラブルの知識を身に付けていた。
このほか、自分が巻き込まれやすい消費者トラブルを診断できる冊子や、「悪質商法にご注意!」と書かれたスティックノリなどを市職員らが配布し、消費者トラブルの拡大防止などを呼びかけた。
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