バスケットボールチームの日本一を決める全日本総合選手権(第92回天皇杯)の男子決勝が1月9日、東京・国立代々木競技場で行われ、川崎ブレイブサンダースは千葉ジェッツに66―88で敗戦。3年ぶりの優勝を逃した。
プロバスケ「Bリーグ」1部中地区で首位を独走する川崎は8日、東地区首位のアルバルク東京を逆転勝ちで降し、迎えた翌日の決勝。12月30、31日のリーグ戦では連勝した相性のいい千葉に、前半終了(第2クオーター)で26―36とリードを許す。後半も千葉の堅守を崩しきれず、点差を縮められなかった。
北卓也ヘッドコーチ(44)は「選手はよく頑張ってくれたが、追い上げる場面で簡単なミスをして失点し、流れを引き寄せられなかった」と指摘。「武器である組織力を見つめ直して、頑張っていく」と語った。
司令塔の篠山竜青主将(28)は「一発勝負の怖さを改めて思い知らされた。66点しか取れないというのは、シーズン中でもあまりないこと」と悔しさをにじませ、「第2クオーターでは、相手の守りに対してうまく状況判断ができず、いい形で攻撃を終えられなかった」と反省点を挙げた。
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