麻生区少年野球連盟(小林時治会長)は今年40周年を迎えたことを記念し先月29日、新百合21ホールで式典を行った。式典には、福田紀彦川崎市長や読売巨人軍 鈴木丈介野球振興部長ら約180人の来賓が訪れ、連盟の節目の年を祝っていた。
1978年に柿生地区野球連盟が発足され、その後1982年の麻生区誕生とともに麻生区少年野球連盟と改められ、現在に至る。小林会長は「麻生区は豊かな自然を残しながらも、40年の間に川崎市の新都心として発展、人口も倍増し、大きく変化してきた。私どもは常日頃、野球を通じてスポーツマンシップに基づいたフェアプレー精神を養い、子どもたちの健全育成を図り、将来の人間形成に役立てばと思っている」と話した。
同連盟に所属するチームは現在、王禅寺少年野球部、片平イーグルス、金程少年野球部、上麻生少年野球部、栗木ジャイアンツ、下麻岡少年野球部、千代ヶ丘チャレンジャーズ、鶴川ハンターズ、西生田キングス、虹ヶ丘ファイターズ、白真少年野球部、みどり少年野球クラブ、百合丘ペッカーズ、若葉フレッシュリーブスの14チーム。これまで年間を通して、春季大会(高円宮杯区予選)、あかもと杯争奪リーグ戦、区子ども会大会、ジェイコム ジャビットカップ大会、秋季ジェイコム旗争奪大会、新人戦大会などのほか、Tボール大会やマラソン大会などの活動を虹ヶ丘少年野球場や片平少年野球場などで積み重ねてきた。所属チーム出身の選手からは、昨年千葉ロッテマリーンズにドラフト2位で入団し、ルーキーイヤーから先発投手として活躍した関谷亮太投手ら、プロ野球選手も輩出している。
巨人とのつながりも
区少年野球連盟は多摩区にある読売ジャイアンツ球場から程近いこともあり、読売巨人軍との関わりも深い。ジャイアンツ球場周辺の野球振興を目的に2004年、麻生区、宮前区、稲城市の3連盟でスタートした「ジャビットカップ少年野球大会」は、現在では川崎市内7区と都内47団体の全54団体が参加する大会へと広がりを見せた。巨人の鈴木野球振興部長は「麻生区、宮前区、稲城市の3団体でスタートした頃から、みなさまが野球のよりよい環境づくりを行っており、少年野球がさらに発展するように応援していきたい」と語った。
小林会長は「『野球のすばらしさ』を子どもや親御さんに伝え、学童野球の裾野を広げ、発展に寄与していきたい」とコメントしている。
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