麻生警察署は先月25日、第一機動隊、麻生消防署、麻生区役所、小田急電鉄(株)と連携し、小田急多摩線はるひ野駅でテロ対策対応訓練を実施した。
ラグビーワールドカップ2019、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会など、大規模な国際イベントを控え、テロ事件の発生が危惧されることから初動対応能力と連携強化を目的に行われた。
訓練は、同駅ホームで爆発物による負傷者が発生した想定。緊張感あふれる中、警察、消防、小田急電鉄の連携により、安全確認や負傷者のトリアージ、救助、搬送の訓練などが行われた。その後、別の不審物が見つかり、爆発物であることが判明。第一機動隊により、爆発物処理の訓練も行われた。
麻生警察署の齊藤英樹副署長は「昨今、世界中でテロ事件が起こっている。狙われているのは、駅やマーケットなどのソフトターゲット。首都圏・川崎が狙われる可能性は十分にある」と話した。
麻生消防署の山本勉署長は「生活圏内で起こりうるもの。今後も訓練を重ねていき、連携を深めていきたい」と語った。
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