福田紀彦川崎市長が直接市民と意見を交換する「区民車座集会」が先月26日、麻生区役所で開かれた。麻生区で5回目となる今回は、「芸術・文化のまちづくり」をテーマに、区内で芸術・文化に関わる団体・企業のメンバーが参加し、活発に意見を交わした。
参加したのは、麻生音楽祭実行委員会、麻生合唱団、麻生区文化協会、あさお芸術のまちコンサート推進委員会、NPO法人あさお市民活動サポートセンター、麻生フィルハーモニー管弦楽団、(株)エリアブレイン、小田急電鉄(株)、NPO法人KAWASAKIアーツ、市アートセンター、(一財)川崎新都心街づくり財団、劇団民藝、昭和音楽大学、NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり、日本映画大学、(株)プレルーディオ。
これまでのまちづくりの紹介の後、「NPO法人KAWASAKIアーツ」により、KAWASAKIしんゆり映画祭についての事例発表が行われ、芸術・文化を通じた地域の活性化や現状の課題が紹介された。課題として、市民ボランティアの確保や厳しい運営資金などが挙げられたが、参加者から「ボランティアの確保には、仲間づくりのしかけが必要で、楽しく活動できる環境の維持が重要」という意見もあった。そのほか、劇団民藝による区内各地での活動連携の事例発表や、「NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり」による「芸術・文化のまち」のブランド化についての発表、意見交換が行われた。
福田市長は、「横のつながり、膨らみができてきたのではないか。さらに輪を広げ、人々を巻き込んでいけば、憧れのまちになっていくのでは」と話した。
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