プロバスケットボール「Bリーグ」1部で年間準優勝を果たした川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカス選手(31)が、レギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)を受賞した。あす6月10日には、福田紀彦市長から川崎市スポーツ特別賞が贈られる。
米コロラド州出身で身長210センチのファジーカス選手は、2012年に来日。旧ナショナルリーグ(NBL)の東芝ブレイブサンダース神奈川(現川崎ブレイブサンダース)に入団した。Bリーグが誕生した今季はリーグ戦60試合全てに先発出場。1試合平均27・1得点、通算1625得点を記録して得点ランキング1位を独走してきた。リバウンドでも2位につけ、不動のセンターとして川崎のリーグ最高勝率とチャンピオンシップ進出に貢献した。
B1初代王者を決める先月27日のチャンピオンシップ決勝では、栃木ブレックスの激しいマークにあいながらも、チーム最多の23得点を記録。79―85で競り負けたが、攻守の要として準優勝の原動力になった。
リーグでは得点王のほか、ベストファイブ(5選手)にも選ばれた。ファジーカス選手は「レベルが高くて素晴らしいリーグでプレーさせていただき、皆様のおかげでベストを尽くせた。チームのスポンサーやファン、コーチ陣、チームメートにお礼を申し上げたい」とコメントしている。
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