プロバスケットボールBリーグの川崎ブレイブサンダースによるファン感謝祭が今月10日、東芝小向体育館(幸区)で開催された。
ファンクラブ会員限定の同イベントには、主催者によると親子連れなど約400人が参加。フリースロー対決などゲームや、選手のサイン会が行われた。幸区から家族と訪れた男性は「選手とのふれあいができて楽しかった。感謝祭以外でも身近に接する機会が増えると嬉しい」と笑顔を見せた。
旧東芝レッドサンダース時代からのファンという、都内在住の長本典之さん(29)は「老若男女で楽しめるイベントになっていてよかった」と話し、「企業のバスケ部からプロ化して、ホーム戦の観客数が気になっていた。決勝では栃木との差が出たので、駅への横断幕とか、川崎にバスケがあることをもっと知ってもらえるといい」と胸中を語った。
来季の優勝誓う
7日には、チームを運営するTBLSサービス(株)の荒木雅己社長と北卓也ヘッドコーチ、篠山竜青主将が市役所を訪問。福田紀彦市長に今季の準優勝を報告し、それぞれ意見や思いを交わした。
福田市長は「シーズンを通して川崎を盛り上げてくれたことに感謝したい。決勝では最後まで諦めない姿勢に感動した」と振り返り、荒木社長は「会場に栃木ファンが多かったことには、次への課題として責任を感じた。市民に愛されるチームづくりを進める」と語気を強めた。篠山選手は「次こそ優勝して川崎を元気にしたい。開幕までの期間を大切に、もっと認知度を上げていく」と語った。
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