麻生区の中学生を中心とした硬式少年野球チーム「麻生ボーイズ」が2日、神奈川県内で2チームに与えられる全国大会への切符をかけ、横浜スタジアムで第48回日本少年野球選手権大会県支部予選Aブロックの代表決定戦(対湘南ボーイズ)に臨んだ。結果は2対5で敗れ、県代表に一歩届かなかったが、奥村剛監督は「全国大会でも優勝するような強豪の湘南ボーイズとしっかりと戦うことができ、成長を感じた」と語る。
雪辱の再戦
県内33チームが出場するトーナメントを勝ち上がってきたベスト4で代表2枠をかけ行われた決定戦。麻生ボーイズにとっては、今年春の大会でも敗れ、リベンジを誓った相手・湘南ボーイズとの「再戦」という意味合いもあった。
勝負の一戦は中盤から点の取り合いに。しかし、麻生は4回に一挙3点を許し、その後反撃するも及ばなかった。奥村監督は「昨年に続き代表決定戦で敗れ、残念な結果ではあったが、いいプレーも多かった」と、力の差を感じさせない戦いぶりに、ナインを讃える。「横浜スタジアムというすばらしい環境で、多くの応援もある中試合をできたことが、いい経験となった」と振り返る。
試合後、奥村監督は選手たちに向け、「野球の道はまだスタートしたばかり。(特に3年生は)この悔しさを高校にもっていき、勝負の世界で頑張ってほしい」と話した。
8月2日から行われる選手権大会本大会には、県内から湘南ボーイズと横浜南ボーイズが出場する。
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