川崎市が5月25日に発表した将来人口推計によると、川崎市の人口は2030年にピークを迎え、約152・2万人、麻生区も同年に約18・3万人というピークに達する。
年齢別人口割合は、2020年に全市の老年人口割合(65歳以上)が21%に達し、「超高齢社会」を迎え、区内の老年人口割合24・6%が、全市の老年人口割合を上回るかたちとなり、市内最高値を示している。区内の老年人口割合のピークは2045年で、6万4千人となる。
また、区内の老年人口割合は20年の24・6%に続き、25年に26・5%、30年に28・5%と年々上昇。これに対し、年少人口割合(0歳〜14歳)・生産年齢人口割合(15歳〜64歳)は年々下降線を辿る推計となっており(表参照)、少子高齢化が顕著に表れている。
このように高齢化の進む麻生区で必然的に高まる高齢者に対する介護、福祉の担い手や施設のニーズは地域の喫緊の課題だ。地域での相互の支え合いや、行政や企業による担い手、施設不足の解消が求められている。
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