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新川崎放送協会 登戸に来春開局へ 麻生区・多摩区で新ラジオ

文化

掲載号:2017年9月22日号

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共同代表の加藤さん(左)と出浦さん=西生田の事務所
共同代表の加藤さん(左)と出浦さん=西生田の事務所

 麻生区、多摩区を主な対象にしたラジオ局「エフエムエーティー」(FMAT)の開局に向け、NPO法人新川崎放送協会が多摩区登戸への放送局開設を検討、調整している。同会では開局資金の目標額5千万円を年末までに確保し、来年4月の放送開始を目指す。

 「日本で一番面白いコミュニティFM」をテーマに、市民グループの新川崎放送協会を設立したインターネットラジオ「ピテラジ」東京支部長の加藤寛理(ひろまさ)さん(33)=多摩区在住=と、劇団代表の出浦啓介さん(38)。2人は共同代表として、出浦さんが番組構成と演出、加藤さんが編成以外の全てを統括する計画だ。

2区密着 足で稼ぐ

 来春に向けた準備、活動の軸は資金集めと(番組進行役の)パーソナリティー募集だという。「開局2年目までは、団体や企業など地元のあらゆる所を回って売上増につなげたい」と加藤さん。30年来、ラジオを聴き続けている出浦さんは「外回りのレポートで麻生区、多摩区の現場を日中に1日1回は必ず訪問する」と番組制作への意欲を語る。

 聴取率の目安は大手局で1%、コミュニティ局で0・1%と言われる中、「2区とその周辺地区でおよそ人口50万人。そのうち約千人にあたる聴取率0・2%以上を目指す」と2人は意気込む。

 2区で電波がより受信できるように、同会は放送局に必要な演奏所(スタジオ)と送信所(アンテナ)の設置場所を検討。シミュレーション調査の結果、登戸地区が最良と判断された。

 同会は6月末にNPO法人化し、現在は20代から30代を中心にしたメンバー14人が在籍する。開局に向け、パーソナリティー候補やボランティアスタッフを募り、メンバーを50人以上に増やしたいとしている。

 開局資金の想定は1年目の人件費等が約1千万円、機材やスタジオ工事費が約4千万円。収益試算では放送枠やCM枠、時報枠の販売、パーソナリティー養成講座の開講などを収益の柱にし、主要サービスの30%販売で年商約9800万円を見込んでいる。

 同会の詳細はウェブサイト(【URL】 http://fmat.jp)。

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