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麻生中3年森谷選手 新体操全日本ジュニア初V 各種目で安定した演技

スポーツ

掲載号:2017年10月27日号

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優勝トロフィーと賞状を手にする森谷選手
優勝トロフィーと賞状を手にする森谷選手

 「第35回全日本ジュニア新体操選手権大会」が今月6日から8日、千葉県で行われ、麻生中学校3年の森谷祐夢選手(14)=国士舘ジュニアRG所属=が男子個人で初の総合優勝を果たした。これにより森谷選手は、今日27日から千葉県で開催される「第70回全日本新体操選手権大会」にも出場する。

 ジュニア大会(男子個人)には、全国の小学4年から中学3年の45選手が出場した。森谷選手は、「スティック」「リング」「ロープ」で1位、「クラブ」で2位という安定したパフォーマンスを見せ、総合得点は61・275。今大会唯一の60点台をたたき出し、全日本ジュニアでは初となる頂点に立った。

 森谷選手は「優勝できて嬉しい。でも、各種目で細かいミスが多かった。もっと練習していきたい」と、なおも向上心を燃やす。

 ジュニア大会上位3位以内の選手に与えられる全日本大会への出場権も昨年に続き獲得し、大学生や社会人の選手とも同じ舞台に立つ。「尊敬する選手も出場する大会に、出られるだけで嬉しい」と語る。

 昨年の全日本ジュニアで3位、今夏の関東大会でも優勝など、成長著しい森谷選手は小学2年の頃、新体操をテーマにしたテレビドラマ「タンブリング」を観て、「こうなりたい」と、近隣のクラブチーム「国士舘ジュニアRG」の門戸を叩いた。以来、地道に練習を積み重ね、全国を舞台に活躍する選手に成長した。「手具を使って、いかに表現するかを考えながら演技するのが面白い」と話す。

 現在でも麻生中に通いながら、放課後はクラブの練習場がある東京都多摩市の国士舘大に通い、土日も5〜6時間練習。週6日はトレーニングに汗を流す。「勉強との両立が大変」と苦笑いするが、「どんな状況でもミスをしない完璧な選手になりたい」と熱く語る。

「男子も五輪種目に」

 新体操の男子ジュニアの競技人口は、全国でも100人程度といわれ、1000人以上の女子と比べ決して多くはない。現在、女子は五輪種目となっているが、男子は競技種目に入っていない。

 森谷選手は「将来的には男子も五輪種目になるように、自分が広告塔となって新体操の魅力をPRしていきたい」と話した。

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