神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2017年11月3日 エリアトップへ

黒川地区 里山アートで魅力発信 作家や多摩美大生も参加

文化

公開:2017年11月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
昨年の散策ツアーの様子
昨年の散策ツアーの様子

 今も里山の田園風景が残る区内黒川地区を活性化させようと、一昨年から行われている「黒川里山アートプロジェクト」が今月1日に始まり、30日(木)まで開かれている。3回目を迎える今回は明治大、川崎市黒川地域連携協議会や和光大の連携、黒川緑地管理協議会、作家の協力に加え、新たに多摩美大生の出品も予定されるなど、広がりを見せている。

 同プロジェクトは「サトヤマアートサンポ」と、昨年始まった「緑と道の美術展」の2つの野外アート展から成る。今回は、多摩丘陵でかつて盛んだった養蚕業から着想した作品など、黒川の自然環境や歴史に焦点を当てた作品が並ぶ。10日(金)〜19日(日)、地域活性化検討専門部会(明治大・市黒川地域連携協議会)と和光大が主催する「サトヤマアートサンポ2017」では、黒川駅南口から明大黒川農場周辺にかけて和光大芸術学科の学生たちによるアート作品が並び、今回新たに汁守神社にも作品が展示される。11日(土)(午前10時〜)・19日(日)(午後3時〜)に行われる散策ツアーでは広町緑地なども含め、和光大生のガイドで現地を巡る。

 また、1日から30日(木)まで黒川緑地管理協議会と「アトリエIZUMI」(町田市)の作家が主催している「緑と道の美術展 in 黒川2017」では、はるひ野駅南口から黒川海道緑地、セレサモス、黒川駅南口にかけた自然風景を石、木、金属などの素材をいかしたアートが彩る。今回新たに多摩美大の卒業生、修了生も多数出品。19日(午後0時30分〜)の散策ツアーでは、「アトリエIZUMI」と多摩美大生がガイドを務める。

 区企画課は「こうした機会を通じて、里山の魅力を発信していければ」としている。

 散策ツアーは各日当日先着30人。詳細・問合せは、アートサンポが区企画課(【電話】044・965・5112)、緑と道の美術展がアトリエIZUMI(【メール】atelier.izumi.1997@gmai.com)へ。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook