麻生市民館岡上分館で現在、地域イベントの開催に興味がある住民を対象にした「地域イベントプロデュース入門講座」が開かれている。
これは講座やイベント、地域活動の企画や運営をしてみたいという住民に開催や実施のノウハウなどを学んでもらい、エリアの活性化につなげようという取り組み。6月末から始まった同講座には岡上地域や近隣在住の約20人が参加し、イベントプロデュースに関する知識や心得などを学んでいる。
2回目の開催となった今月7日は中原区を拠点に、市民による活動を支援しているNPO法人ぐらす・かわさき副理事長の田代美香さんによる講義が行われた。この日のテーマは「『事例』から学ぶ」で、田代さんから地域住民によるさまざまな活動事例が伝えられ、参加者は活動のヒントを得ようと実際に行われている内容に耳を傾けていた。
田代さんは「長い期間どのように楽しむか、心地よい空間には人が集まり輪も広がる。自分の思いだけでなく考えが近い人との組み合わせで考えていくことが大事」と催しを実行、継続する際の考えなどが語られた。
講座を企画した岡上分館関係者は「講座に参加している方は何か始めてみたい人や既に活動を始めている人などさまざま。ヒントをうまく発展させたり、学んだことを社会に還元することで地域の活性や岡上分館にも賑わいが生まれれば」と期待を寄せていた。
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