麻生区と多摩区、宮前区の小学生女子によるバレーボールチーム「川崎ソルジャーズ‘G」が8月7日(火)からとどろきアリーナなどで行われる「全日本小学生バレーボール大会」に神奈川代表として出場する。同チームは創設10年目の節目に初の全国大会出場を果たす。
今年は主将の松澤清華さんと音川南季(なみき)さん、間瀬夏海さんの長沢小トリオ、濱田真華(まなか)さん(南生田小)、関麻詩(まこと)さん(中野島小)、伊東えれなさん(向丘小)の主力6人が全て6年生のチーム。5年生時からレギュラーだった複数名が上級生になりチーム力が向上し、新チームになってからは市大会と県大会を軒並み制していった。
音川進監督は「子どもたちは新チームの目標として全国制覇を口にしていましたし、ほかのチーム関係者からも注目されていましたが、私自身あまり強いという実感はなかった」という同チーム。全国大会出場を決めた6月の県大会決勝では第1セットを先取されながらも逆転で優勝を飾った。「県大会はこれまで全て1回戦負けという歴史だったので、選手もコーチも初めて悔し涙でなく嬉しい涙で号泣しました」と音川監督は勝利の瞬間を振り返る。
地元の声援を力に
5月以降、週末は遠征で試合を重ね、現在は週4回の練習で大舞台に備える同チーム。主将の松澤さんは「目標は全国でも優勝すること。相手のアタックをブロックしてその後をフォローしていく技術をチームで磨いていきたい。個人的にはサーブの練習も重ねていきたい」と意気込みを話す。松澤さんは今大会で選手宣誓も担当。「お母さんと言葉を考えて暗記しているところ。噛まないようにしたい」と笑顔を見せる。
音川監督は「目標とする全国制覇を目指すステージには立てたので、まずはプレーを楽しんでほしい。全国レベルの試合は大人も楽しめるので、地元開催の全国大会を見てほしいとも思います。地元チームへの応援を力に頑張りたい」と話す。予選は8日、福岡県、鳥取県の代表とのリーグ戦から始まる。
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