全国各地で記録的な暑さが続く中、今年5月1日から7月29日までの川崎市内の熱中症による救急搬送数は315人で、昨年5月から9月の累計294人を既に超えている。麻生区内ではこれまでに30人が搬送された。
年代別では65歳以上が138人と高齢者の多さが目立つ。高齢者は体温を下げるための体の反応が弱くなっており、自覚がないまま熱中症になる危険があるという。
時間帯別では正午台と午後2時台が30人以上と多いが、午前0時から7時台でも計16人が搬送されている。場所別では屋外155人、屋内145人だった。
市は熱中症予防として、室温が28度を超えないようにこまめにチェックすることや、のどが渇く前に水分補給をとること、適度に休憩をとることなどを挙げる。また「自分で水が飲めない場合や動かない場合はためらわずに救急車を呼んでほしい」と呼びかけている。
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