地域で活動する団体を映像で紹介する「あさおドーガサークル」の代表を務める 岡倉 進さん 上麻生在住 70歳
地域の活動 動画で後押し
○…地域で活動する団体をスマートフォン動画などで紹介しようという「あさおドーガサークル」代表。昨年は区の魅力を映像に収める講座を行い、今年は撮影対象を地域団体にして、企画作りから撮影、編集を学ぶクラスに発展させ10月に開講する。「区内に多くある団体を動画で紹介することで、活動が見えるものにしていきたい。サークルに参加してもらえる仲間を増やしたいという目的もあります」
○…柿生育ち。川崎市職員として勤務し、退職した65歳からソーシャルビジネスの講座に通って市民活動などを学んだ。動画撮影の着想は区民会議に参加していた際、「それぞれの地域活動について、『場所』ではない情報のプラットフォームがあればって話の中で、動画活用が仲間から挙がったのがきっかけです」。動画編集の知識は全く無かったが、インターネットと図書館にある書籍で技術を学んでいった。
○…現在は母親、妻、子どもと暮らす。趣味の畑仕事に加え、平日の日課として、仲間との早朝テニスに精を出す。「少しの雨くらいなら早く来いって連絡も入るし、家族は半ば呆れてると思います」と苦笑い。他にも地元町会の広報やイベント運営を請け負うなど、日ごろの活動は幅広く精力的だ。
○…地域の魅力を広く知ってもらおうという取り組みには「市職員として支えてもらったんだから、何か貢献しないといけない」という強い気持ちがある。麻生区は活動団体が多い一方で、新しく参加するメンバーが少ないという課題もあるという。「区内の活動団体を紹介するホームページがあるので、そこに登録している全団体の動画を作ることが大きな目標。活動している方の背中を押していくような活動になれば嬉しいです」。
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