24回目を迎える「KAWASAKIしんゆり映画祭」が10月28日(日)から川崎市アートセンターで開催される。多彩なゲストを招くほか発声可能な上映など、映画を見るだけにとどまらない企画を実施する。
映画祭は1995年に川崎市の「芸術のまち構想」の一環として始まり、市民スタッフが企画、運営の中心を担う。例年、テーマに沿った作品の上映に加え、監督や俳優を招いての講演会やバリアフリー上映、中学生の映画制作ワークショップなども実施している。
「映画はライブの一つ」
今回は「家族を称えよ!愛を称えよ!映画を称えよ!」をテーマに、家族や愛に関する作品をラインナップ。アジア映画を特集し、ディーン・フジオカ出演でインドネシアが舞台の「海を駆ける」では、出演俳優の阿部純子さんがゲスト登壇(11月4日)。インド映画「バーフバリ 王の凱旋 完全版」は初の試みとして絶叫上映を実施(11月3日)。歓声や応援、コスプレやサイリウムの使用も可能だ。スタッフの越智あいさんは「映画は大きなスクリーンで見るライブでもある。一人で楽しむのもいいけど、多くの人と盛り上がって楽しんでもらえれば」と話す。
また今回は「小さい頃から映画館に足を運んでほしい」と親子映画鑑賞会が数年ぶりに復活。上映する「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」は「大人にも見応えのある作品」と越智さん。見るだけでなく、作品内容に合わせ立廻り剣術のパフォーマンスも行われるという。
チケットは同会場などで販売中。詳細はNPO法人KAWASAKIアーツ・映画祭事務局【電話】044・953・7652、【URL】http://www.main.siff.jp/へ。
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